タンバリン通信 12/25号「2014衆院選で見えたもの」

この号はブログのみの拡散となります。

衆院選後に体調を崩しましたわたくし、結局ほとんど朝の街宣ができませんでした。
で、これが配布予定だった幻の「タンバリン通信」(笑)内容的に、もう新年早々街頭でお配りできるものではないと思うので、一旦はオクラ入りの刑に処したのです。せっかく描いたんだしブログに載せちゃえ、と思いついたのが昨日のこと。
もったいないオバケにそそのかされました。

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相変わらず字が読みにくくてすみません。
私は現政権の一番の問題点を「民主主義システムの蹂躙と破壊」だと考えているのですが、そこのところが舌ったらずだなと我ながら思います。
来年に向け、いろいろ練り直さなければ。
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年末の不始末

師走に体調を崩しました。
自己管理がなっておりませんでお恥ずかしい。いろいろありすぎたこの年の瀬、相変わらず頑張っておられる皆さまの勇姿が眩しいです。
風邪っぽいかなとか、ちょっとヘンかなとか、その程度の認識でいたら突然足元を掬われた感じです。まさかこんなに長々寝込むことになるとは思いませんでした。

先日、多摩川で炊き出しのお手伝いしたときに、野宿者の一人が洩らした言葉がずっと耳から離れませんでした。横になってる間。
その人は、食事のおかわりを薦められて「もう胃が小さくなったから(食べられない)」と、呟くような声でお断りになったのでした。

私の部屋にはTVがありませんが、臥せっていても向こうの部屋で母が見ているニュース番組の音が拾えます。
選挙が終わった途端「介護報酬削減」だの「子育て支援休止」だのと、聞こえてくるのは庶民イジメ政策ばかり。不景気のために消費増税を見送ると言いながら、結局は普通に暮らす国民の首を絞めることしか考えていない今の政権に、このままやりたい放題やらせておく訳にはいきません。

ああ、早く体を直さなきゃ。
すぐそこまで来ている新しい年に向けて、不甲斐ない自分を叱咤鞭撻。

他人事じゃない、どころではなく

堤未果さんの『沈みゆく大国 アメリカ』を読了しました。

実はわたくし、同氏の『貧困大陸アメリカ』シリーズをまだ読んでおりません。前評判である程度の内容を知ってしまったため、ついつい他の本を優先させてしまって読みそびれ続けているのです。だから本当はそちらを先に読破しておきたかったのですが……

読んでよかった。
世界を呑み尽くそうとするグローバリズムの波、超大国アメリカの内実の悲惨さは、各方面の情報から多少知ったつもりでおりました。情報鎖国ニッポンから見ればよほど健全と思えるアメリカのジャーナリズムも、実は言うほど「まとも」ではないという話も聞きかじってはおりました。
しかしまさか、これほどとは。

国民皆保険のないアメリカがついに手に入れた希望のシステム、《オバマケア》。その狡猾にして酷薄、いやむしろ残忍とも言うべき《国民生活破壊のメカニズム》は、これが紛れもない現実なのだという認識を背景とするとき、凡百のホラー映画を凌駕する恐怖を読者にもたらしてくれます。

映画『シッコ』をご覧になった方なら、アメリカではお金がなければ(保険に入れなければ、もしくは保険に入る必要がないほどの金持ちでないならば)たとえ死に瀕しても医療サービスを受けられないという事実をご存知でしょう。この本の中でも「アメリカでは、いのちはビジネスの対象だ」ということが繰り返し語られます。そしてオバマケアは、結局のところその「ビジネス」をいっそう過酷化し徹底する仕掛けでしなかったのです。

医療が単なるビジネスに、投資の対象になるということの意味を、私たちは今からでも真剣に考えなくてはなりません。あなたがどんなにひどい病気や怪我で死にかけていても、お金がない限り絆創膏一枚貼ってはもらえない。「貧乏人はすり切れるまで働いて死ね」というのが、弱肉強食のグローバリズム信者たちが奉ずる唯一無二の掟なのです。

グローバリズムは、市民社会を敵視する。
グローバリズムは、中間層をなくし99%の人びとを奴隷の地位に貶めようとする。
グローバリズムは、決して満足しない。1を取れば2を、2を取れば10を、10を取れば100を欲する。


大企業・大財閥のおぞましいばかりの強欲ぶり、恐らくそのほんの一端がこの本の中で手際よく紹介されています。TPPや国家戦略特区の危険性を充分承知している人も、一度は目を通しておいて絶対に損はないと思います。

著者が(そして多くの優れた論客が)かねて主張している通り、グローバリズムの矛先はとっくに私たちの日本の心臓に突きつけられているのですから。

終わりと始まり

昨日の衆院総選挙、比例区東京ブロック候補の石川大我氏は惜しくも落選しました。
たくさんのボランティアの方々に支えられ、たくさんの応援をいただいての13万票獲得でしたが……
さまざまな形で彼を支えてくださった皆さまには、心からのお礼を申し上げたいです。本当にありがとうございました。

今年初めの都知事選でボランティアを経験した私にとって、今回は人生二度目のアグレッシヴな選挙戦。とにかく体を動かせ、ビラ配れ、という感じで、無我夢中で走り回っている間に終わってしまったという印象です。
石川さんは、初めて会った時から徹頭徹尾明るくポジティヴで、やんちゃなくらい四方八方飛び回りながらも常にしたたかに戦略を練っていました。私が凄いなと思ったのは、まっすぐで純粋な少年の顔とアイディアを駆使する策士の顔が、何の矛盾もなく彼の中で融合しているその佇まいでした。
志と戦略性。政治家には絶対必要なこれらの資質をきちんと兼ね備えている候補者は、そんなに多くありません。
だから、本当に彼を国会へ送り出したかった。
悔しいなあ。

時間がない中での闘いだったとは言え、今回の社民党陣営の動きには反省すべき点が多々あったようです。貴重な声は次に生かさねば、私たち自身が危ういかも。
批判を咀嚼し消化する力があれば、きっと次に繋がるはずです。


とにかく石川さん、お疲れさまでした。よくぞ最後まで頑張り抜いてくれました。
そして、彼を応援してくださった全ての方々に、もう一度深く深く感謝申し上げます。

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ボクらの12日間戦争

2014・衆院解散総選挙。投票日当日に呟いてみます。

この12日間、比例区東京ブロック候補・石川大我さんを応援しようと駆け回っておりました。初めのうちは地元のビラ配りが主でしたが、候補者や福島副党首が多摩に来てくださった時はもちろん一緒に遊説。

で、この選挙対策の一環としてわたくし伊地智、ついにツイッターとフェイスブックも始めました。ネット選挙時代、リアルタイムで情報を発信できるこれらのツールを使わないことには、お前ほんとにやる気あんのかと突っ込まれても仕方ないですからね。

そうは言っても所詮はにわか。こまめに呟くとか、すぐ写真を撮ってアップするとか、とても巧くやれたとは思えません。それにわたくしガラケーユーザーなのでツイキャスもやれず。
ていうか、結局ほとんどビラ配り(たまーに演説)に明け暮れておりました。
SNSに上げていた写真はこんな感じです。

まずは選挙戦スタート、新宿東南口でのファーストアピール。
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多摩市に来てくれた石川候補と福島副党首とともに、センター駅前で。
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八王子市内を遊説の日、石川候補と。
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吉田党首との写真を撮りそびれたりとかですね、まあ、色々しでかしました(笑)

時間的に物理的に、さまざまな制限が厳しくあるなか皆でがんばった12日間でした。
もちろん一番大変だったのは石川さんで、私なぞは隅っこではらはらしながら自分のやれることをやるしかなかったのですが、いや、本当にきつかったと思います。苦しかったと思います。
私たちにはそういうところを見せず、いつも明るく笑っていましたが。

日本全国北から南まで、候補者の応援に文字通り飛び回った党首と副党首。突貫工事の様相で踏ん張り抜いたスタッフたち。
そして絶対忘れちゃいけない、寒風にも雨にも負けず候補者を支えてくださったボランティアの方々。
みんなみんな、本当にお疲れさまでした。

今日、結果が出されます。
“多様性ある社会”の象徴である石川さんが国会に加わることができれば、小さな小さな一歩かもしれないけど、確実にこの国のありかたが変わるはずです。それがわたしたちの信念。
変われ!!
ということでみなさん投票に行ってください。

《補記》
昨夜12/13(土)22~0時、ニコニコ動画の福島みずほチャンネルで選挙直前の生放送がありまして。
福島みずほさん・石川大我さん・杉並区議の市来とも子さんとともに、わたくしも前半1時間だけ出演させていただきました。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv202154722?ref=ser&zroute=search&track=&date=&keyword=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%BB&filter=+%3Aclosed%3A

ろくなこと喋ってないんですが、なぜか政治番組中で私ひとり怪しい動きをしたりしてます(笑)

タンバリン通信 11/30号

街角でお配りしている伊地智のマンガだより最新号。
解散総選挙ネタなので、今のうちにUPしとかないとダメじゃないかとついさっき気がつきました。アホです。

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総選挙の結果がどうあれ、この件についてはもう少し言いたいことがあるので続きを描きます。
選挙期間中は政治活動ができないので、こんな何ちゃってマンガひとつ配れないのがホントくやしい。

講演会ぶじ終了 そして後援会ぶじ発進

下の記事でお知らせしましたとおり、先週12/6私たちは「河野貴代美さん講演会」を催しました。
私たち、というのは《伊地智恭子とまちづくりの会》。

この会は、わたくし伊地智恭子の政治活動をバックアップする正式な政治団体です。この9月から駅前で朝立ちなどを始め、多摩市議会議員・佐久間むつみ氏の後継として活動を開始してはいましたが、公に支持・支援を訴え会員を募るのはこれが初めてです。

講師をお願いした河野貴代美さんは、心理学的側面からフェミニズムの可能性を追究する鉄腕のプロフェッサーでいらっしゃいました。今もたくさんのお弟子さんたちから慕われている方で、そういう人物が「多摩のここにあり!」とアピールする場を設け、それにくっつけて《まちづくりの会》発足式もささっとやってしまおうと……いわば「鯛でおびきよせてエビを売る」作戦だったのです。エビじゃなくてメダカだろって? 聞こえません。

結果、70名以上のお客様にお越しいただきました。ありがとうございます。
当日は、久々に河野さん(「先生」とは呼ぶなと言われてます)のお話を聞こうと来られた教え子の方々もいらしたわけですが、講演の内容は初心者向けということでかなり配慮していただきました。それでも、なかなか聞けない含蓄あるお話がたくさん聞けたと思います。

講演タイトルの「ガラスの天井と成功恐怖」は、社会的にも心理的にも抑圧された女性たちのありようを説明するキーワード。
男性と同じ可能性を与えられているように見えて、“ガラスの天井”に阻まれそれ以上は上へ行けない多くの女性。社会的存在としての先行モデルを持たない多くの女性の心にひそむ“成功することへの恐怖”を、時間をかけてていねいに語っていただきました。

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特に私の耳に残ったのは、現役時代の河野さんがどんなに忙しくても「お手伝いの人を雇わなかった」というくだりです。

経済的には可能でも、生活のこまごました雑事を他人任せにするのはまずい。男の人にとっては当たり前の家事代行、それが、河野さんには大切な“生活人としてのバランサー”を損なう行為と感じられたようです。このエピソードを伺った時、私は河野さんの強靭な思想の背骨にじかに触れた気がしました。

女が社会的成功を得ることは、決して今の男が占めているポジションにそのまま嵌まることではないのです。誰かに家事を押しつけて自分は“上澄みの生活”の場に安住するのでは、この世の中の矛盾や偏りは少しも変わらない。それを、河野さんはとっくにご自分の生き方を通して断固表明してこられたのでした。

こういう方が私を応援してくださるということに、改めて身が引き締まる思いです。

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続く発足式でも皆さまの温かい声援を受け、まちづくりの会は動き出しました。
戦争や差別や不公平のない社会をめざし、市民主体のまちづくりを進めるために。
男だけの政治では届かない地平を切り拓くために。

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どうかよろしくお願いします。

後援会、発進します

せっかくブログを持ったのに、告知するのころっと忘れておりました。
今週末に以下の催しがあります。

河野貴代美さん講演会
女性が輝く社会-ガラスの天井と成功恐怖-

日時:12/6(土) 14時~16時
会場:パルテノン多摩4F 第一会議室 (地図はこちら
入場無料

講師は日本フェミニズム界の重鎮の一人で、フェミニスト・カウンセリングのパイオニア。現在は多摩市在住で、思いがけない人脈から幸運にも知己を得ました。なんとわたくし伊地智を応援してくださり、今回の講演会を企画させていただくこととなりました。

安倍政権のもと鳴り物入りでスタートしながらあっという間に“流産”してしまった「女性活躍推進」政策。彼らは本当のところ、どれだけ女性の立場や権利について真剣に考えていたのでしょうか。女性労働者の6割が非正規雇用というこの日本の現実のただなかで、私たちは本当に「女性が輝く」ために何を考え、何を乗り越えなければならないのでしょうか。悩み苦しむ女性たちと向き合い、その心の痛みや傷を見つめることで社会的偏見と切り結んできた、第一級のフェミニズム論客にたっぷりとお話を伺います。もちろん質疑応答の時間も設けております。

主催は「伊地智恭子とまちづくりの会」。
はい、わたくし伊地智の後援会でございます(というわけで、当記事のタイトルは変換ミスではありません)。
河野さんの講演会後に、いったん仕切り直して「まちづくりの会」説明会も行う予定です。市内市外を問わず、ぜひ一人でも多くの方にご来場いただきたい。

どうかよろしくお願いします。

Come On 市民力

早くも12月になってしまいましたね。
年の瀬に向かうこの時期でも、多摩市民は元気で前向き! このところ立て続けに“市民パワー”みなぎるイベントやアクションに参加したので、今日はざっくりとそれらのご報告をしたいと思います。


●11/11(日)第4回市長懇談会
主催:豊ヶ丘複合館存続の会

築40年を迎えた「オールドタウン」多摩NTでは、市内の公民館や図書館などの公共施設を統廃合する動きが活発化しています。それに対して、地元住民の反発や疑問も当然起こり得るわけで、この豊ヶ丘5丁目を中心とした市民運動は私も少し前から注視していました。

自分が使いなじんだ生活圏内の施設がなくなると聞けば、何とか取りやめてほしいと思うのは人情。ただ寂しいというだけでなく、人によっては生活の一部に支障が出るほどの影響を受けるかもしれません。
豊ヶ丘複合館は児童館・図書館・公民館などまさに複合的な機能を持った施設なので、地元の方々もその存続の必要性を議会に大いに訴えていました。実はこの陳情はもう正式に認められたのですが、施設の老朽化対策や一部機能の移転といった“課題”が地域にしっかりのしかかっています。

これは、市民の政策関与という面から見て非常に重要な点なのですね。もっと言えば、「どこをなくし」「どこを残し」「どこにどんな修理改善やテコ入れが必要」といった市政全体の俯瞰図を作る力が、問題提起した市民の側にも求められることになります。私の目から見て、この日集まった市民の方々はかなりそういう底力を持っていると感じられました。

質疑応答も活発で、私の隣に座っていたご婦人は何回スルーされてもめげずに手を上げ続けていました。

複合館の存続は決定したとしても、それでめでたしめでたしと幕を下ろすわけにはいきません。理想的な図書館のあり方とは? 学童保育はどこで行うべきか? さまざまな問題をきちんと解決し、先につなげていく必要があります。

このあたり今ひとつ歯切れが悪い(自分一人で決めるわけにいかないので、当然っちゃ当然なのですが)市長の応答に対して、前述の女性が訴えていた言葉が印象的でした。
「存続の会のメンバーを(市の)話し合いの場に加えてください!」
激しく共感。
私もそのような「市民参加型の市政」を熱望しています。


●11/16(日)新地域支援のあり方を考えるフォーラム
主催:さわやか福祉財団

実を言うとわたくし、この財団の存在をまったく知りませんでした。高齢化先進地帯と名高い(誇っていいのかどうなのか)多摩市では、首長自らが「市民の手助けがなければ福祉などの行政はたちゆかない」と言うほど、《生活支援》や《介護・ケア》の問題が重大視されているのです。何しろ、既に60代以上のシニア世代が4割を超えた地区もあるので、今から必死になって対策を進めても間に合うかどうか?

正直、この日のお話を聞いて見通しが明るくはなりませんでした。難しい問題が山積みで、どうしたら次世代にツケを残さずに頑張れるのかなあと少々気が遠くなったりもします。

それでも、希望はある。わたしたち市民の側に主体性さえあれば。
地元でもうずっと市民サポートを頑張っている方々が、代わる代わる貴重な体験談を披露してくれました。NPOや生協など、既存のシステムを活用しつつ更に知恵と工夫を凝らして、私たちは否が応でも共同体再生の道筋を作らなければならない。そのためのヒントは、きっとここに集まった人たちの努力の中にあるはずです。

ただ、基盤づくりを頑張るのは勿論のこと、私たちの暮らしを根本から叩き潰そうとする勢力もやっつけないと、いくら頑張っても……と思ってしまうのは、きっとこの時節柄ですね(笑)いや、ぜんぜん笑い事じゃないんですけど。


●11/22(土)「議会に新風を」フォーラム
主催:ウォッチング多摩

主催はもう15年間、多摩市政を文字通り「ウォッチング」している市民団体。“1万人市民アンケート”を実施して、その集計結果から見えてきた課題について報告・議論するという、これまたまことに大きな意義を持つ試みでした。

この会はかつて“議員の通信簿”をつけてみるという取り組みをしていて、個々の具体的な内容はともかく、その発想が非常に斬新で重要だなあと私などは思っています。市民が議会や行政のありようを常に監視している、というのはデモクラシーの根幹ですから。

特に国政の場においては、シビリアン・コントロールがほとんど効かなくなっている。私はずっとそういう危機意識を抱いています。一内閣や一首相の独断でどんどん国の有様が変えられていく今、市民が市民としての自覚と体力を身につけることは何より喫緊の課題なんじゃないでしょうか。

さて、アンケートは37も設問があってあっちこっちに目が飛んでしまうのですが、個人的に気になったのは以下の各点でした。
・「議員報酬が高すぎる」と思っている人が9割近い。
・「議員が地元の役に立っている」と実感している人は3割弱。
・「議員定数を減らすべき」と思う人は9割強。
・「市政は脱原発を進めるべき」と考える人は7割強。
なるほどねえ。
こういうアンケートに答えるのは、そもそも市政や社会問題に興味関心のある方々ばかりでしょうから、上記の割合がそのまま多摩市民の意識のパラメータとは言えないでしょう。その点を差し引いても、この結果はきっちり頭の中に置いておくべきだなと思います。

その他「議会に党派はいらない」「議員は所属政党よりマニフェストや人柄で選ぶ」といった考えの人が多い、というようなことも上記アンケートから読み取れました。
ただ、もしかしたら……一番重かったのは、1万人アンケートで回答者が261人、という結果かもしれません(会場でこの点に言及していた参加者もいました)。


●11/29(土)「政策提案」シンポジウム
主催:我が団地で安心な老後を実現する政策委員会

こちらも今年初めから参加させていただいている集まりです。この集会に出席するまで、私は私の住んでいる地域──諏訪・永山・貝取・豊ヶ丘・落合──がこれほど“介護サポート手薄”地帯だと知りませんでした(手薄とは控え目な表現で、公的システムとしては完全にゼロです)。

これはやばい

……というのが正直な実感でした。何しろわたくしにも当年とって喜寿、立派な後期高齢者の母親がおります。今のところ何の問題もなく元気な人ですけれども、こればっかりはそうそう楽観している訳にはまいりません。病気や怪我と違って、老衰という現象は生きている限りいずれ必ず訪れるものですから(このまま行くと確実に老老介護です)。

そして、主催側がかねて主張しているのはわたくしの母校・旧豊ヶ丘中学跡地を「地域介護・看護の一大サポート拠点に!」ということ。これは地図で見るとものすごく説得力のあるお話で、ここにしっかりした介護サポートセンターがあれば、上記5団地の住民の心配は相当払拭されるはずなのですね。

こちらの市民グループも本当に大切な活動をしてらっしゃいます。市内のさまざまな情報をきちんと調べて、市長や担当職員や事業者を呼んでレベルの高い問題提起をしている。こういう市民パワーを行政は活用すべきです。単に「費用を浮かせるため」「行政の苦手分野を任せるため」ではなく、本当の市民自治をこのニュータウンで作り出せばいいのです。




さて、今日から多摩市では12月議会が始まりました。

そちらの傍聴にも行きまして、ずいぶん面白いやり取りも聞けたのですが、それにしてもと私はついつい考えてしまいます。議会と行政と市民がうまく噛み合って力を合わせられれば、絶対もっとスムーズで住みよい街づくりができるだろうに、と。
もちろん、その前には越えなければならないハードルが山とあって、きっと相当すったもんだと揉めるでしょう。行政側と市民が顔を合わせる時にいつも感じることなのですが、彼らにとって一般市民とは完全な“異物”です。話を聞くことはできるけれど、対等に話し合う相手ではないのです。

しかし、デモクラシーにおける話し合いとは本来“異なる者同士の対話”を意味します。このことは、お役人だけでなく市民の側もあまり意識していないかもしれません。日本人は身内のおしゃべりや根回しには慣れていても、社会的な意味でのディベートやディスカッションに慣れていませんから、本音で話し合って合意を生み出すまでにはかなりの困難を伴うでしょう。

それでも、ここにしか希望はないと私は思っています。故・チャーチル首相がのたもうた通り、たとえ民主主義が最悪の政治手法だとしても、それでも「他のやり方よりはまだまし」なのですから。
プロフィール

伊地智恭子

Author:伊地智恭子
《ご連絡・お問い合わせ先》
多摩市落合3-2-9-505

《カンパ入金先》
ゆうちょ銀行からお振込の場合
記号:10030 番号:20455091
名義:伊地智恭子とまちづくりの会(イヂチキョウコトマチヅクリノカイ)
ゆうちょ銀行以外からお振込の場合
店名:〇〇八(ゼロゼロハチ)店番:(008)
預金種目:普通
口座番号:2045509

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