多摩市民たちの黙らない夏

遅ればせですが、過ぐる21日に行われた「ジャック・ザ・多摩セン 3rd」のご報告です。
参院選では結局ジミン単独2/3議席を許し、都知事選では核武装論者のタカ派知事を誕生させてしまった私たち。しかし、だからといって諦めるわけにはいきません。むしろ、これからいよいよ肚を据えて政治的大嵐の季節に飛び込んでいかなくては!

というわけで(いや参院選のずっと前から企画していたのですが)「多摩センターの中心で戦争反対をさけぶ」ローカルイベント第3弾。暑い夏のまっさかり、しかもタイミング的に悪天候が懸念されていましたが、ポツリとも降られず無事に会が進行できたて何よりでした。多彩なゲストスピーカーと熱い参加者に恵まれて、充実した内容になったと思います。

大学教授、学生、弁護士、保育士、小学校教諭、お母さん。。。そして、議員。いろいろな立場のいろいろな人が、「戦争法反対」の一点で集まり声を上げようというこの市民発イベント。今回はマスコミでもお馴染みの香山リカさん、元キャスターの真山勇一議員、そしてわが社民党の副党首福島みずほ議員など、かなり“有名どころ”を集めたという観がありました。それで足を止めてくれる方もありましたし、1回目のときのように名前の垂れ幕を用意しなかったのは勿体なかった、という反省も後で聞きました。

でも、主役はそれぞれの思いを胸に参加して下さった市民一人ひとりです。暑いし空模様は心配だし折角の休日だし、と諸々の要素をはねのけて「戦争反対」「憲法守れ」と共に声を上げて下さった皆さんに、改めて心から感謝いたします。
名前をお出ししても差し支えのないゲストのみ、以下にご紹介いたします。


リレートークのトップは、恵泉女学園大学教授の齊藤小百合さん。ジャックの御用学者として(笑)いつも大変お世話になっています。
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中央大学の学生、安齋拓真さん。
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弁護士の白神優理子さん。「戦争いらない多摩市民連合」でも講義をお願いしたことがあります。
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桜美林大学教授の清水竹人さん。やっぱり常連のジャック御用学者さまです(笑)
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ママの会@東京から、町田ひろみさん。
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立教大学教授の香山リカさん。
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ここに上げた方々の他にも、保育士や小学校教諭などさまざまな立場の方がマイクを握ってくださいました。もちろん、いつもの力強いコールも!

地元・多摩市の市議会議員を超党派で紹介していただいた後は、いよいよ国政編でございます。
先日の参院選で再選を果たした、民進党の真山勇一さん。
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共産党の衆議院選予定候補、松村りょうすけさん。
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こちらは民進党の衆議院選予定候補、くしぶち万理さん。
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参議院期待の共産党ルーキー、山添拓さん。
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そして今回大トリで締めていただきました、やはり参議院の議席を守り抜いた“アベ氏の天敵”福島みずほさん。
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最後は、国会議員と予定候補の方々で「野党は共闘!」の総コール。
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戦争できる国づくりを進めたい輩は、所詮ノイジー・マイノリティ。平和を願う大多数が力を合わせれば、どんな強権政治だって打ち倒せると私は信じています。
共に頑張りましょう。
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高江を思う多摩からの発信

先日の「高江・辺野古を思う緊急集会」はその名の通り、高江での政府の暴挙を受けて急遽立ち上がった企画でしたが、出席してよかったと思いました。現地での映像(最新のものではないですが)含め、沖縄の現実を知っている方々の密度の濃い情報に接することができました。

何しろゲスト・スピーカー2名とも、バックボーンからして半端ない。
「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」の共同代表を務めてらっしゃる外間三枝子さん。
数十年にわたり高江を支え、現地で活動をともにしてきた多摩市民の富久さん。

おふたりとも、現場へ足を運ぶことの大切さを何度も強調してらっしゃいました。インターネットがいくら発達しても、そこで得られる情報は部分的かつ一面的なものだし、間違いやデマも多い。もちろん誰もが気軽に行ける場所ではないけれど(特に高江)、なるべく多くの人に「いま何が起きているか」を肌身で知ってほしいと。


外間さんのお話はウチナンチュの誇りと苦悩に満ちたものでした。特に気になったところをピックアップすると、
・沖縄はもう、沖縄だけでは支えきれない。機動隊の暴力はすさまじく、法律も無視。
・今年4月の女性殺害事件以降、沖縄では「全基地撤去を」の思いが強まっている。その証拠に、今まで何もなかった嘉手納基地5つのテント前で、抗議のスタンディングが続いている。
・安保法制の件などで国会前にも足を運んだが、自分には違和感があった。何故、沖縄のことを誰も言わないのか。

多摩市在住の富久さんは、体調不良のため高江入りを自粛せざるを得ない現状で、それでも「来月には医者が止めても行く」とおっしゃっていました。
・沖縄では「戒厳令」というのはよく聞く言葉。沖縄国際大にヘリが落ちた時の米軍の対応もひどかった。
・沖縄防衛局の人間はウチナンチュが多く、そのためか態度に温情が混じりがち。だから他地域の機動隊員が必要なのではないか。
・いま沖縄で言われていること──「沖縄は、裁判で一度も勝ったことがない。裁判は県に任せて、我々は現場を守ろう」

また場内からの「高校生の息子が高江に行きたがっているが、未成年なので断念させた。現地の様子はどうか」という質問に、外間さんが「若い人にこそ本当の沖縄を知ってもらいたい。未成年者を受け容れる素地もできているし、辺野古ならば高江よりは行きやすい」とアドバイスした後、

「沖縄のことではなく、この先あなたたちがどう生きるかを考えるために、行ってほしい」

。。。と訴えておられたのが印象的でした。


以上、私の記憶に従って書いているので、言い回し等はかなり我流に変わっていますが、大意は外していないつもりです。
今までも「沖縄の問題は日本人みんなの問題」と訴えてきましたが、今後ますますその声を大きくしていかなければならない、と思いました。

沖縄だけでなく福島でも、伊方でも、法や道義を無視した圧制が続いています。光が見えないなら、私たち自身が未来への道程を示す灯りとなりましょう。

「自己責任」と「社会保障」のあいだ

昨日、看護師をしている友人と久しぶりに会った。そこでたまたま、生活保護や奨学金制度といった“社会的手当て”についての議論となった。
彼女は幼少時から難病指定の病気を患い、家庭的・経済的にもさまざまな困難を抱えながら努力を重ね、家族を支えて働いているタフな生活者だ。そんな“頑張り屋さん”の彼女の目には、私がひけらかした社会保障や貧困対策、格差の是正といった政治的課題はただの甘やかしと映るらしい。

「生保を受けている患者のほとんどが、だらしなくていい加減な生活態度。ああいう人を税金で支える必要があるのか」
「借金して進学したら、返すのが当然。返せないなら借りてはいけない」

かなり強烈な「自己責任」論者なのだが、普段の彼女は優しく明るい気配りの人。しかし、自分がすごい努力をしてきただけに(奨学金をとって看護学校を出、期間内に完済した)、社会の補助を受ける人に対してかなり厳しい。私は、彼女の考えを頭から否定しないよう注意しながら言葉を捜した。

私「家庭環境によってスタートから大きなハンデを負わされるのは、本人のせいではないでしょ」
友人「みんな同じ環境であるはずないし、それは仕方ないこと。各自が身の丈に合った生き方をするしかない」
私「それは個人ではなく、社会の不公平という欠陥では?」
友人「誰でも、それぞれの条件の中で頑張るのが当たり前。自分ができない分を社会に肩代わりさせるのは甘えだ」

私の「貧困や格差は社会問題」という主張を、彼女はどうしても受け容れられないようだ。自分のこれまでの努力を、否定されたように感じるのかもしれない。

「あなたの生き方はすごいと思うし、社会的サポートを受けている人の中には、自分で積極的に生き方を変えようとしないタイプもいるのは私も知ってる。でも、皆が皆あなたのように強くはなれない。“ハードなハンデをはねのけられない人”を生み出さない、もっと許容力のある社会的基盤を作ることが大切だと思う。私はそのための仕事をしたい」

彼女は(友だち甲斐もあっただろうが)私のその言い分には納得してくれた。他にもかなり突っ込んだ話をし、彼女の鋭い舌鋒にこちらが何度もたじろいだけれど、そこは割愛する。


「自己責任論」の信奉者というと、私などはどうしても「なんと無慈悲な」と思いがちだ。しかし私の友人は、繰り返すが人一倍思いやり深く親孝行な人だ。ただの就職先としてでなく、「困っている人の手助けをしたい」と看護師の仕事を選んだ。そういう人でも上記のような考え方をする、という現実に私はしばし立ち止まらざるを得なかった。

貧困や格差は社会問題である、その確信にはいささかの揺らぎもない。ただ、そういう社会の矛盾に体当たりで直面させられるのは、医療・看護や介護の従事者、教職者、社会福祉士など現場の人間だ。役所の職員もそうだ。彼らは日々、自分の背丈を超える難問と向き合って職務をこなさなければならない。友人を「無理解」「無慈悲」と切り捨てることは、私にはどうしても出来なかった。

私はまだこの大問題の入り口でうろちょろしているだけで、ずっと闘っている先達たちはより深い苦悩と模索を続けているのだろう。道は果てしなく遠く、長い。知らなければならないこと、学ぶべきことが山のようにある。

たとえば難病を抱えて働く彼女も、治療費などの面で今も自治体のサポートを受けている。そういうことって、やっぱり必要でしょ? 。。。と、昨日の私は指摘しそびれてしまった。

タンバリン通信(月刊社民版)第4回

この号からマイナンバー特集になります。
地元版でも以前に何回かに分けて描きましたが、『月刊社民』用に描き直すにあたって多少工夫しました。
特定秘密保護法とこのマイナンバー、そして盗聴法の3点セットは最悪。私は「現代版奴隷制」制定と密かに呼んでおります。

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実は、このシリーズで一番気合い入れて描いたのは「マイナちゃん」。少しでも似せようと必死でした。
全3回くらいの分量になりそうです。

ただの市民が作った戦争体験文集

これは今から30年ほど前、多摩市民の有志が作った自費出版本です。私の母も編集委員に加わり、インタビューしたり原稿をまとめたりと当時ずいぶん頑張っていたのを覚えています。

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多摩ニュータウンの住人は、さまざまな地域から移り住んできたわけで、それだけに一人ひとり多彩な背景をお持ちです。そういう人たちの声を風化する前に集めておこうと、ただの主婦であるところの母があれだけ一生懸命やっていたのは、やっぱり戦争の恐ろしさ愚かさを肌身で知っていたからでしょう。

私たちには、この記憶を後世へ引き継ぐ義務があります。

「市民が元気」ということの意味

昨日は朝から夕方まで、健康福祉常任委員会でヒアリングと議論でした。9月議会では決算審査があるのでその準備と、陳情にからめた視察の準備と、地域医療体制の構築へ向けて医師会会長との懇談と。。。

少子高齢化社会のトップランナー多摩市には、「元気な年配者」が多いのも特徴のひとつです。しかし、だからと言って何もしなければ10年後、20年後果たしてどうなるか。ここでも行政のリーダーシップと市民の自主性という、2つの軸をいかに発展させるかが成功のカギを握ります。

田村医師会会長はこのところ、「フレイル(虚弱)予防」という概念を盛んにおっしゃっています。高齢者や障がい者の問題として、以下の3つのフレイルがあると。

身体的フレイル
精神的フレイル(認知症、うつ、発達障害含む)
社会的フレイル(社会的役割の喪失、孤立、情報過疎)

これらの解決方法を考えるときに大切なのは「楽しさ」だと会長はおっしゃいます。健康のために、ぼけ防止のためにと義務感で行うのではなく、趣味や生きがいを通じて能動的に取り組んでもらうことが、健康寿命を延ばし地域包括ケアを循環させていく秘訣だと。

私も同じことを考えていたので、昨日は大いに意を強くしました。市民が主役! 私が立候補したときの原点に立ち返って、もう一度市政を見つめ直したいと思います。

ある日のプラマイ

今朝、自転車に乗っていて虫のようなものを轢きそうになり、あわててハンドルを切ったらバランスを失ってすっ転んだ。
痛くなくはなかったが、通りがかった女性がすごく心配して労わって下さったので、恥ずかしさと嬉しさが入り混じった気分で帰宅。

このところ選挙選挙で身の周りのことをサボっていたので、今日はまず階段を掃除した。同じ棟にお住まいの方がそれを見つけて、冷たい麦茶を下さった。
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ひとつバツがついても、ひとつかそれ以上のいいことがある。私はけっこう本気でそう信じています。

ジャック・ザ・多摩セン みたび

「多摩の中心で安保法制反対をさけぶ」サード。今回、ついに福島みずほ社民党副党首が登場します。
8/21(日)16:00-17:30 多摩センター駅前広場にて。

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「野党共闘」と謳っておりますが、もちろん自公関係者だって構わないのですよ? 戦争反対のあなた、おいでませ。
こっちの水は甘いぞ。

高江をめぐる多摩集会2つ

参院選での自民党・沖縄大敗直後から、アベ政権はまず高江をターゲットに定めて一般市民に牙を剥きました。全国から機動隊員を招集し、すさまじい暴力をふるって座り込みの住民を強制排除しています。
社民党副党首・福島みずほは選挙後ただちに高江へ飛び、また永田町でもヒアリングを行って政府の非道に立ち向かっております。

さて、わが多摩市でも早速に高江救援のための行動が湧き起こりました。8月と9月に相次いで市民企画を実行に移します。

①高江・辺野古を思う緊急集会
8/14(日)14:30-17:00
ベルブ永山(小田急/京王線永山駅下車 徒歩5分)4F 集会室にて。

「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」からのご報告を予定しています。
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②沖縄・高江緊急報告会
9/18(日)14:00-16:00
ヴィータ(京王線聖蹟桜ヶ丘駅下車 徒歩2分/ショッピングセンターOPA上)8F 第1-2学習室にて。

高江からアクチュアルな発信を続けるジャーナリスト・森住卓さんのスライド&トークをお届けします。
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沖縄の問題は私たちの問題。現地と《本土》で連携し合い、アベ強権政治を非暴力の抵抗で退けましょう。
どうかよろしくお願いします。

多摩市「オルゴールの間」をご存じですか?

パルテノン多摩4Fにある「マジックサウンドルーム」に行ってまいりました。ここは今ひとつ知名度が低いんですが、稀少で貴重な歴史もののオルゴールや自動演奏楽器が何台も集められている部屋です。レプリカでない本物の演奏(ただしプレイ用の台紙はリカットという複製品)が聴ける珍しい場所ですが、保存状態を維持するため演奏の日時は限られています。


一歩中に入ると、そこはレトロ情緒あふれる小宇宙でした。

世界にたった1台、という自動オーケストラ楽器「パッカード・ウェルテ」。
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好事家の垂涎の的「ハップフェルト・フォノリスツ・ヴィオリーナ」。
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ジュークボックスの元祖「アンコール・オートマティック・バンジョー」。
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過去の演奏家の名演が聴ける自動再演ピアノ「クナーベ・アンピコ」。
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一番私たちにとって馴染み深いオルゴール・タイプ「オーケストナル・レジーナ」。
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「アンコール・オートマティック・バンジョー」と同じで硬貨を入れると動く「ピアレス・トリオ・オーケストリオン」。
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。。。などなど、マニアの方々なら身を乗り出すであろう逸品が並んださまはなかなかの壮観です。その他、お子さんが楽しめる可愛いミニチュア品や現代風の音遊びグッズもありました。
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見ているだけでも楽しいミニ博物館ですが、今日は実際に演奏も聴かせていただき、人間の演奏とは全然違う趣と味わいを堪能しました。何と言っても、音の出る仕組みと機械の動きが見飽きないほど絶妙! 昔の演奏家の演奏がそのまま記録として残っていて、レコードでなくオルゴールとして楽しめるのも面白いです。

ただし今日は遊びではなく、パルテノンの改修工事に向けた視察の一貫としてお邪魔しました。ここにあるのは人類の宝とも言うべき貴重な文化財の数々ですが、それが現在この場所で充分に活かされているとはとても言えません。これらを多摩市でどのように維持・管理していくのか、それとも他にもっと活躍できる場を探すか、真剣に討論する必要があります。

個人的には、こんな素敵なものが多摩にはあるんだと思うと嬉しいですが。。。この楽器たちにとって、一番いい居場所は果たしてどこなのか? 多摩市がこれらの文化遺産を持ち続ける意味は?
遠くない未来、答えを出さなければなりません。
プロフィール

伊地智恭子

Author:伊地智恭子
《ご連絡・お問い合わせ先》
多摩市落合3-2-9-505

《カンパ入金先》
ゆうちょ銀行からお振込の場合
記号:10030 番号:20455091
名義:伊地智恭子とまちづくりの会(イヂチキョウコトマチヅクリノカイ)
ゆうちょ銀行以外からお振込の場合
店名:〇〇八(ゼロゼロハチ)店番:(008)
預金種目:普通
口座番号:2045509

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