インとアウトの間

街宣用にタンバリン通信の原稿を描いている。
無題

漫画や文章を「かく」作業そのものは苦痛ではない。ラクなことではないけれど、その大変さも含めて好きだ。子供の頃から、絵や文を通じて自分の内面を外へ出すのは私にとって普通のことだった。

ただ、議員になった今、ものをかく行為には別種の「しんどさ」がつきまとうようになった。私にとってそれらは100%インナーな行動(創作物を人目に晒すか晒さないかはまた別のこととして)なのだが、議員活動は完全に外向きの仕事である。「かく」行為によってインサイドモードに入った自分を、議員というアウトサイドモードに戻すことには結構な気力体力が要る。
ある程度の時間を置けばスムーズに切り替えができるが、そうでない場合はちょっとしんどい思いをせざるを得ない。

そんな性格でよくダンスなどやっていたと言われそうだが、踊りというのは内面を掘り下げながら同時に外部へ向けて析出していく仕事だ。少なくとも、私にとってはそうだった。だから昔はこんな問題で頭を悩ますことはなかった。

こんな(珍妙な)苦労を感じている同業者は他にもいるのだろうか。
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伊地智恭子

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