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2018年市長選と今後の市政について

4/15(日)に行われた多摩市長選は、現職・阿部ひろゆき氏の当選確定となりました。まだ正確な数字を入手できていませんが、阿部氏3万票に対し他の2候補がそれぞれ4千票ずつ、といった情勢のようです。
阿部市長は政党推薦なしの無所属出馬。もともと市民活動出身なので応援も地元市民がメイン、政党としては社民党と共産党が応援したほか、市議会からは遠藤めい子市議(民進党)が応援に入っていました。ただし共産党多摩市議団は、同日行われた補欠選挙に立候補した菅原しげみ氏の応援に回っており、実質的に選挙応援を行った市議は遠藤市議と私の2人のみでした。

もともと社民党多摩支部は、私が議員になる前から阿部市長を応援していました。なので私の立場はいわば与党ということになります。ただし私自身にも、私が属する生活者ネット・社民の会にもそういう意識はなく、二元代表制のもと純粋に「市民の代表」として仕事をしてきました。市政への疑問や批判は常時がんがん出していますし、当初予算に修正動議を出したこともあります。
これから新たなる阿部市政の4年間がスタートするわけですが、私たちのスタンスは変わりません。市政のよいところは評価し、批判すべきところは批判して、本当に市民のためになる政治を行政・議会・市民のトライアングルでつくってかねばと思っています。


実は今回、選挙戦の直前にある《事件》がありました。
市の広報が出した4/4付けのニュースリリースで、「元職員による内部通報について」の報告がなされ、そこで私は「市の内部事務に違法ないしは不適切な点があるとの趣旨が記載された書面が送付」されたという事実を知りました。詳細は全くわかりませんが、市長部局は「内部通報に準ずるもの」として外部の専門家による事実関係の調査を行う」としています。4/5にはこの件で記者会見が行われたようですが、HPには記事が載っていません。その一方で多摩市議会議長のブログには、市長からその後報道機関に対し「(本件の)取り扱いには注意してほしい」旨の文書が発信されたという記載もありました。

閉会中のこととて、他の会派の動向は全くわかりませんでしたが、私たちの会派は議会事務局を通じて議長に要請を出しました。その内容は
・この件に関して、議会がただ市長部局の報告を座して待っていていいとは思えない。
・まず詳細な事実確認を行い、議会として今後どうすべきかを検討するため、代表者会議を開いてほしい。
というものです。

私たちの手元にある情報は前述のニュースリリースのみで、議長のブログにあった市長の報道機関への文書のことなどは寝耳に水です。私は市長に連絡し、どういうことなのか説明を求めました。記者会見後、新聞やTVに何の報道もないのを不思議に思っていたこともありました。
市長の回答は「内部通報者の特定を防ぐため、報道機関に注意を頼んだ」ということでした。

私は、選挙前という非常にデリケートかつ時間的にもタイトな時点で、あえて内部通報の事実を発表した市長の態度を評価しています。だから応援しましたし、自分の名前で市民に向かって支持を求めました。市長もまた遊説のなかで行政の不祥事を認めながら「臭いものにフタはしない」と明言していました。


阿部市政の3期目がはじまると決まった今夜、私の気持ちもいっそうクリアになりました。
公約の実現を求めていくこと。
内部通報の件について、通報者を守りながらも事実解明と解決を求めていくこと。

私が市長選に協力したのは、市長のためではなく市民のためです。3名の候補者の中で、この人に首長の任を託すのが最も市民にとってよいことだと判断したからです。不祥事はない方がよいに決まっていますが、起きたことを隠さず公表した阿部市長への信頼と期待が、私の選挙戦に挑むモチベーションとなりました。
阿部市長が今後、私たちの多摩市をどのように「不正や曇りのない、市民が主役のまち」へと導いていくのか、市民の代表としてつぶさに見守っていこうと思います。
それが、私の責任だと思っています。
プロフィール

いぢち恭子

Author:いぢち恭子
2019年 市議2期目スタート
2015年 多摩市議会議員初当選

2013年 東京都知事選
宇都宮けんじ候補の選対にボランティアとして参加。

1981年 和光大学人文学部芸術学科入学。

1983年 同大中退。
舞踏家としてスタート。

1978年 都立永山高校入学 1976年 落合団地に引っ越す。

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