地方創生って?

気がつくと2月も後半にさしかかっていますね。時間が経つのが本当に早くて、時々びっくりしています。

少し前のことになりますが、今月4日「多摩ニュータウン再生プロジェクトシンポジウム第2回」に出席しました。
演者の顔ぶれがちょっと面白くて、人気番組『ブラタモリ』を仕掛けたNHKプロデューサーや、多摩市内でユニークな店舗経営や起業コンサルを展開している方などから、少し“やわらかい”目線で街づくりへの提案が聞けました。

とは、言え。
全体的に雰囲気的というか、正直なんだか狙いのよくわからないイベントでした。印象に残っているのは、阿部市長やコーディネーターの方などが繰り返し「市民力」と言っていたこと。ニュータウン再生には市民の力が必要なんだと、これは以前から市長が熱く主張していることです。しかしそれじゃあ、どういう形でどんなことに市民の協力を仰ぎたいのか、そもそも市内にあるリニューアルへの期待やニーズはどうなっているのか、そういうことがちっとも見えてきません。

個々のスピーカーの話す内容がつまらなかったとか、そういうことではないのです。たとえば介護・福祉の仕事をしているNPO代表の方などは、その立場から主張が非常にはっきりしていました。また、前述した市内起業の相談役的な若い男性の話も、地場産業がほとんどない市の将来を憂えている私には、大変興味をそそられるものでした。

でも、多摩市の行政側が具体的に何をしたくてこのシンポジウムを開いたのか、それは全くと言っていいほどわかりませんでした。
何かよくわからないけどやる気はありますよ、ということだけが判るというか。

一つはっきりしているのは、とにかく多摩市には再生計画が必要なのだということです。

全国トップクラスの少子高齢化と減る税収。
市政40年を経てインフラや建物の老朽化・シャッター通り化する商店街・公共施設の再配置など難問だらけの市内環境。
国政の歪みによる福祉予算の減額。

せっかくシンポジウムをやるのなら、もっとあけすけに市内の問題点を全部参加者の前でぶっちゃけて、積極的な市民の協力を乞うたらいいのにと思う私は過激でしょうか。
ともかく。
これからの地方行政はある意味撤退戦を強いられるのです。それは進攻作戦よりもよほど難しいミッションになります、間違いなく(戦争に模した言い回しはあまりしたくないのですが、ニュアンスとしてぴったりなんですよね)。

そのわりには残念ながら今ひとつリアリティの乏しいイベントでした。
でもそれなら、どういうプランを立てればいいんだろう。批判するのは簡単なのですが、その答えを私はずっと模索し続けています。
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