手綱をつけられたら食い破れ!

7/6、七夕前日に国会前に行ってきました。

まず議員会館前の「12・6を忘れない6日行動」へ。雨の中でも頑張ってらっしゃる方々の数の多さに、本当に心を打たれます。
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菱山南帆子さんのいつも元気なアピールに力を分けて貰いつつ、私も若干喋らせていただきました。
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続けて、秘密法廃止に向けた院内集会。共産党の清水忠史衆議院議員から、「通信傍受」の視察に行ったという貴重な体験談を拝聴しました。
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盗聴法(正式名:通信傍受法)の改悪が目論まれている現在、実に貴重なレポートです。4類型に限定している調査対象を大幅に増やす(ほとんどの犯罪が含まれてしまう)だけでもとんでもないのに、通信事業者の立会い(申請のあった番号以外を見ていないか、等々見張っている)をなくすなどとは言語道断。今までのところ、警察が盗聴した内容の85%は犯罪に無関係だったそうです。その程度の根拠しかないものをばんばん利用拡大するのは、「真の狙いは他にあるのでは?」と《邪推》させるに充分ではないでしょうか。

ジャーナリストの斎藤貴男さんは、現在の“検閲制度”が技術的にどこまで進んでいるかを話してくださいました。社内で誰がどこに居て、誰の近くにいるかまで把握できるということですが、これが企業の中では人権侵害もへったくれもなく普通に行われている、という事実が私には既にホラーです。そしてもっと恐ろしいのは斎藤さんの「民間がやっていることは、いずれ国へ伝播する」というお言葉でした。国の管理に抵抗して、携帯電話なしの生活スタイルを貫く氏の硬骨漢ぶりは感動です。
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ここで飛び入り参加の福島みずほ参議院議員、ピンクのジャケットが素敵です。国会の中で行われていることを簡潔に説明してくださいましたが、個人的には続けて登壇したご夫君・海渡雄一弁護士との掛け合いが最高でしたね。私の憧れのご夫婦であります。
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その海渡さんによると、例のスノーデン事件で白昼の下に晒されたアメリカ国際的盗聴網の話には続きがあって、当初被害者的立場を見せていたドイツが実はアメリカと“共犯関係”にあったことが発覚。もの知らずの私はまたまたびっくりです。それなら、ドイツ以上に米国と親密(というより言いなりのポチ)である日本の実態は……? 当時の防衛相・小野寺先生の「(盗聴の事実を)信じたくない」という発言が、意味深に耳に蘇ってきます。
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更にもうお一人の飛び入り、近藤昭一衆議院議員からも現状への危機感あふれるお話があり、最後は共通番号問題の大御所・白石孝さんの力強いメッセージで締めくくられました。年金情報漏出事件を受け、各自治体でも動揺が広がっているとのこと。さあ、ここからは私たち自治会議員が全力で踏ん張らなければなりません。
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ということで。
「自治体議員を100人集める!」という意気込みのもと、マイナンバー制度の廃案・延期を求める緊急共同声明が衆議院第一会館で行われました。社民党からは私と八王子市の佐藤あずさ議員が出席。この日、名を寄せた自治体議員は本当に、きっちり100名! この数は今後ますます増えるはずです。
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会場に駆けつけた議員は14名。ベテランの方々に混じって、私たちも記者会見のテーブルに着かせていただきました。
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世田谷区など市民の問題意識の高い自治体と比べると、わが多摩市では取り組みが相当遅れています。私が6月議会の一般質問で確認したところ、市民への周知は今月と9月に行う予定でパブコメはなし。市長に延期もしくは凍結を求める意見書を出してほしいと訴えましたが、当面目立った反応はありません。年金情報漏出事件の際、全国市長会では「萎縮せず制度の推進を求める」というとんでもない声明を出していますので、ここは大いに闘わなければならないところです。しかし、国立など廃案を求める決議を出した自治体も出てきていますから、私たちの努力次第で抵抗の流れを強めることができるはずです。
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共通番号制度をめぐる論争では、やれセキュリティがどうのIT技術がどうのと機械仕掛けの話に終始しがちです。しかしどれほどネット対策が万全でも、ことマイナンバー制に関しては何の慰めにもなりません。何故ならマイナンバーは最初から、「人に見せ・民間に広める」ことを目的としているからです。
あなたがどこかで仕事をしようと思ったら、マイナンバーを書類に書いて提出しなければなりませんから、それを総務や庶務や経理の人が見る、もしくは事業者が見るのです。住基システムと違ってカードに番号がばっちり書かれていますから、落とすか盗まれるかしたらアウトです。ネットでどんなセキュリティをかけても、マイポータルにログインしたあなたの後ろで誰かが画面を覗き込んだら、情報はノーガードで「さあどうぞ」と差し出されたも同然なのです。
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そして、最も大切なことは──会見に先立つ院内集会で、斎藤さんや海渡さんが特に力説しておられた通り、これは「私たちがどんな社会を、どんな生き方を選ぶのか」という本質的な問題を内包しているということです。
情報は、誰のものか。私たちは国家にどのような管理を許すのか。中央集権か、地方自治か。人権とは、公共とは、福祉とは。
どこにも答えはありません。誰の言う通りにすれば大丈夫、というお墨付きはありません。それは、これから私たちが一から作っていかなければならないものです。

私は、少なくとも今の政府のもとでは、エストニアやスウェーデンのような《個人情報ガラス張りスタイル》を断固として認める気はありません。

「なんでダメなの?」とお思いの方は、どうか自民党の改憲草案(https://www.jimin.jp/poli…/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf)を一読なさってみてください。
私には、基本的人権を認めない人たちにおのれの情報を差し出す動機も、首輪をつけられ奴隷となって喜ぶ趣味もないのです。
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伊地智恭子

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